オープンAPIが拓く海運業界のデジタル変革

TIS株式会社

基幹業務システムからインフラ領域までを一括提供する、50年以上の実績を持つシステムインテグレーター。顧客の潜在ニーズを捉えた柔軟なシステム設計を強みに、金融・公共・製造など幅広い業界で技術支援を展開しています。今回の動画では、海運業界を「社会インフラ」と捉え、業界課題に向き合う姿勢や、オープンAPIを活用したデータ連携の可能性について、TIS株式会社 後藤晴香様にお話を伺いました。

海運業界内のデータ連携を可能にする「APIプラットフォーム」

TISでは海運を「社会インフラのひとつ」と捉えています。プラットフォームである「Aisea」が持つ海運データは重要な役割を担っていると感じています。 
このデータ活用を広げるため、「Aisea」と他社や他業界内で閉じていたデータ、他システムとの連携を可能にする「APIプラットフォーム」を提供。 開かれたデータ連携を可能にするオープンAPIを活用しています。 

データ連携で海事産業の課題に挑む 

海事産業では船員不足、特に若手船員の定着不足が課題になっています。理由のひとつとして体力面だけでなく、安全性の確保があげられます。 
「Aisea」のように利便性や安全性に関するデータを公開することで、職場の安心感を提供することができます。このようにオープンAPIを通じてデータの有効活用が海事産業にさらに浸透することを目指します。 

APIエコノミーが切り拓く新しいサービス創出 

オープンAPIによるデータ連携は、海事産業の既存課題の解決にとどまらず、業務効率や安全性、環境配慮といった価値の向上につながっています。こうした取り組みが広がることで、APIを通じた新たなサービスや価値の循環、いわゆる「APIエコノミー」の形成にもつながります。 
今後は、「Aisea」と様々なシステムやデータとの連携によって新しいビジネスサービスを創出させます。

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