# 海事プラットフォーム「Aisea(アイシア)」 詳細版 > Aisea(アイシア)は、船舶の動静管理、配船・運航管理、船員の労務管理、海上工事の安全管理などを、ひとつのクラウド基盤で提供する海事産業向けDXプラットフォームです。運営はアイディア株式会社(Aidea Inc.)です。この文書は https://aisea.net/llms.txt の詳細版で、各サービスの対象・機能・導入の流れ・よくある質問をまとめています。 ## 基本情報 - 名称: 海事プラットフォーム「Aisea(アイシア)」 - 公式サイト: https://aisea.net/ - 運営会社: アイディア株式会社(Aidea Inc.) https://aidea.biz/ - 所在地: 〒160-0022 東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー22階 - お問い合わせ: https://aisea.net/contact/ (サービス概要の説明、お見積もり、導入のご相談) ## プラットフォームの構成 Aisea の各サービスは、データ連携基盤・開発基盤・セキュリティ基盤を備えた共通のクラウド基盤の上で動いています。本船(船上)の情報は専用機器やタブレット・スマートフォンのアプリで収集・入力し、陸上のオペレーター・オーナー・荷主などの関係者が Web で共有・活用します。同じ基盤に情報が集まるため、サービスを組み合わせるほど入力の手間が減り、見える情報が増えます。販売管理・給与・会計などの社外システムとは CSV やオープン API で連携できます。 | サービス | 対象 | 領域 | URL | |---|---|---|---| | Aisea PRO | 海運事業者・港湾事業者 | 船舶の動静・安全管理 | https://aisea.net/aiseapro/ | | Aisea Operation | 内航海運事業者 | 配船・運航管理 | https://aisea.net/operation/ | | Aisea Crew | 海運事業者 | 船員の労務管理 | https://crew.aisea.net/ | | Aisea Constr. | 海洋土木事業者 | 海上工事の安全管理 | https://aisea.net/aiseaconstr/ | | Aisea Partners | 造船所・舶用機器メーカー | 製品・サービスの共同開発 | https://aisea.net/aiseapartners/ | | Aisea(アプリ) | マリンレジャー・漁業・個人 | 小型船舶の航行支援 | https://aisea.net/aiseaapp/ | 工務管理の Aisea Maintenance もプラットフォームのサービスとして紹介されています(専用ページはありません)。 --- ## Aisea PRO(海運事業者・港湾事業者向け) URL: https://aisea.net/aiseapro/ 船舶のデジタル化に加え、船陸間のコミュニケーションを円滑にし、業務のDX化を通して船員・陸上管理者がストレスフリーに働ける環境を提供する船舶運航管理サービスです。本船に装備する Agent Unit(Aisea PRO 専用機器)とタブレット、陸上の Web ブラウザで船舶運航管理業務を行えます。一般財団法人日本海事協会の Innovation Endorsement のうち、製品・ソリューション(Products & Solutions)の認証を取得しています。 導入のメリット: - いつでもどこからでもリアルタイムな状況把握 - 船陸間コミュニケーションの効率化 - 手書き・手入力業務の削減 - 業務に必要なすべての情報を一箇所に 基本機能: リアルタイム動静把握、航跡記録、衝突予防機能、書類管理、船員管理、プロット、バーチャル無線 アドオン機能: - デジタル動静連絡: 毎日の動静連絡を本船のタブレットから送信。陸上の PC やスマートフォンでいつでも確認でき、既読・未読も分かる。 - 動静連動カメラ: 船舶の動静と同じ画面でリアルタイム映像を表示。映像は常時保存され、航跡履歴と同時に再生して事故時の状況確認・分析に使える。 - 機関データ連携: 機関データを可視化し陸上からモニタリング。燃費削減やトラブル対応の分析、航海ごとの燃料消費レポートの自動化が可能(データ連携の可否は船舶の機関による)。 - 気象海象データ連携: 日本気象協会の「POLARIS Navigation」と連携し、船舶動静と気象情報を重ねて表示。航海計画の支援と燃費削減効果の検証に活用できる。 - Port Master: 港湾事業者の入出港管理業務向け。ホワイトボードや Excel で管理していた入出港情報をデジタル化する。 導入の流れ: 現状の業務ヒアリング → サービスのご提案 → お申込み → 本船への Agent Unit 設置(約2時間) → 運用開始 --- ## Aisea Operation(内航海運事業者向け・配船・運航管理) URL: https://aisea.net/operation/ アプリ: App Store https://apps.apple.com/jp/app/aisea-operation/id6499561731 / Microsoft Store https://apps.microsoft.com/detail/9pjc4rbczqvk 電話・FAX・Excel・メールに分散していた配船・運航管理業務の情報をひとつのプラットフォームに集約し、オーダー管理から次航連絡、動静・実績の把握、安全文書の周知までを一気通貫で電子化するサービスです。本船向けアプリと陸上向け Web システムがひと続きに繋がり、業務種別・ワークフロー・入力項目をカスタマイズできるため、既存の業務の流れを変えずに導入できます。 解決する課題: - 荷主・代理店・バンカー業者・本船・オーナーとの電話・FAX による伝言ゲームと重複入力で業務負荷が高い - 配船が熟練担当者の頭の中で組まれ、業務が属人化している - タイムラグや入力・伝達ミスでサービス品質が安定しない - 動静・実績・燃料消費量がバラバラに管理され、収支管理や計画検討の負荷が重い 主な機能: - レポート管理(陸上向け Web): 運航船一覧で全レポートを一元管理し、ステータスと次のアクションを可視化。蓄積した運航実績や燃料消費量は分析や既存システムとの連携に使える。 - 業務連絡アプリ(本船向け): 動静連絡・バンカーオーダー・アブログ・次航連絡などの連絡業務に特化。オフライン機能により通信が不安定な海上でも入力でき、通信回復後に陸上へ送信される。 - 配船管理: 荷主からの貨物オーダーをチケットとして管理し、未配船のオーダーと運航船のスケジュールを同じ配船表で扱う。次航連絡・代理店依頼・補油依頼は配船計画から本船アプリやメールへ自動送信。本船からの動静連絡・アブログは配船表へ自動反映。輸送実績・燃料消費量は収支管理へ受け渡す。 - 安全文書管理: 安全管理規定、注意喚起文書、バース情報などを会社統一の「タグ」で一元管理し、本船へ一斉共有。船ごとの確認ステータスを一覧で確認できる。 電子化できる業務の例: 動静連絡、バンカーオーダー、アブログ、次航連絡、消費燃料報告、注意喚起文書、各種チェックリスト、勤怠報告、その他書類管理 導入効果: 重複入力や伝言ゲームからの解放による業務負荷の軽減、配船ノウハウのシステム化による属人化の解消、タイムリーな情報共有とミス削減によるサービス品質の向上 他サービスとの組み合わせ: - Aisea PRO と: 本船のリアルタイム動静・航跡と配船計画・動静連絡を同じ基盤で突き合わせ、遅延や到着見込みを早い段階で把握する。 - Aisea Crew と: 勤怠打刻から集計した労働時間と過労リスクのアラートを配船表で確認し、無理のない配船・配乗調整を行う。 - Aisea Maintenance と: 検船・ドック計画や不具合報告を配船表に反映し、運航できない期間を織り込んだ計画を立てる。 - 社外システムと: 輸送実績・燃料消費量・労務データを CSV やオープン API で販売管理・給与・会計システムへ受け渡す。 導入の流れ: ご利用目的の確認 → お見積り → お申込み → 導入手続き(初期設定、アカウント発行、アプリのセットアップ) → 運用開始 よくある質問: - Q. 既存の業務フローを変えずに導入できますか。 A. 業務種別・ワークフロー・入力項目をカスタマイズできるため、現在お使いの帳票や連絡手順に合わせて設定できます。一部の機能から段階的に導入することも可能です。 - Q. 通信環境が不安定な海上でも使えますか。 A. 本船向けアプリはオフライン機能を搭載しています。圏外でも入力を進め、通信が回復した時点で陸上へ送信されます。 - Q. 既存の販売管理システムと連携できますか。 A. 輸送実績や燃料消費量などのデータは CSV 出力や API 連携でお引き渡しできます。連携方式は現行システムに合わせてご相談ください。 --- ## Aisea Crew(船員の労務管理) URL: https://crew.aisea.net/ 改正船員法に対応した船員労務管理サービスです。誰でも使える船員向けアプリと、陸上管理者向けの Web で労務管理を行います。 - 船員はアプリで打刻(出勤、作業内容の登録、承認申請)。大きな文字とボタンで操作でき、携帯の圏外でも打刻できる。 - 船長はアプリで打刻記録を確認・一括承認。差し戻しも可能。 - 陸上の担当者は Web で労務状況を確認。労務管理記録簿を自動作成し、月ごとに Excel 出力できる。 - 法令基準の超過だけでなく、超過の恐れがある船員もダッシュボードで一覧表示し、過労対策を支援する。 - 無料トライアル(2ヶ月間)から始め、本格運用時に有料プランへ移行する。 --- ## Aisea Constr.(海洋土木事業者向け・海上工事の安全管理) URL: https://aisea.net/aiseaconstr/ 衝突予防機能を搭載した航行支援システムや、作業船舶の動静共有・プロット機能による工事現場の可視化を通じて、海上工事の安全性向上と業務効率化を推進するサービスです。読みは「アイシア コンスト」。国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に「船舶動静共有航行支援システム」(NETIS 番号 KTK-180007-VR)として登録されています。 主な機能: - リアルタイム動静把握: 工事船団と周辺航行船舶の動静をいつでもどこでも確認 - 衝突予防機能: 一般航行船舶が自船や工事区域に接近すると自動で危険を検知しアラートで通知 - プロット機能: 工事区域を全ユーザーに共有。退避対象船の接近もアラートで通知 - 動静連動カメラ: 現場の様子を陸上からリアルタイムで確認。映像は常時保存され航跡と同時再生できる - 航跡記録、書類管理、船員管理(資格期限のアラート通知)、バーチャル無線(アプリ搭載船同士の通話) 導入実績(2021年11月末時点): 導入工事数30件以上、導入ユーザー数20社以上、導入隻数100隻以上。工事例は海上地盤改良、泊地浚渫、航路浚渫、岸壁築造、護岸築造、護岸床掘、岸壁整備など。 導入の流れ: ご利用目的の確認 → お見積り → お申込み → 導入手続き(タブレット配布、必要に応じて Agent Unit を設置、約2時間) → 運用開始 → 工事完了後に機材を回収 --- ## Aisea Partners(造船所・舶用機器メーカー向け・共同開発) URL: https://aisea.net/aiseapartners/ Aisea をオープンプラットフォームとして、パートナー企業と協業し、新製品・新サービスの開発や新たなビジネスモデルの構築を支援するサービスです。パートナー企業の技術と Aisea のソフトウェア開発技術を組み合わせ、ビジネスモデル構築から UX/UI デザインまでサービスデザインを一貫して支援します。開発段階から Aisea の顧客基盤を活用でき、Aisea の API でプラットフォームの機能とデータ基盤を使うことで、短期間で費用対効果の高い開発ができます。 協業先(2021年11月時点、サイト掲載): 東京海上日動火災保険株式会社、一般財団法人日本気象協会、株式会社赤阪鐵工所、東京計器株式会社、三菱造船株式会社、川崎重工業株式会社 --- ## Aisea(アプリ・マリンレジャー・漁業・個人向け) URL: https://aisea.net/aiseaapp/ アプリ: App Store https://apps.apple.com/jp/app/id1454632789 (無料) 小型船舶向けの航行支援アプリです。衝突予防機能やバーチャル無線など、航行中の状況把握とコミュニケーションに役立つ機能で、安全で快適な操船をサポートします。海上の工事・危険領域、浅瀬、マリーナなどの周辺情報を表示し、他船の動向を予測して衝突回避のアラートを出します。安全に関する情報は API で外部サービスにも提供できます。 主な機能: リアルタイム動静把握、航跡記録、衝突予防機能、プロット、バーチャル無線 よくある質問(https://aisea.net/faq/ より): - Q. このアプリでは何ができますか? A. マップで海上の船舶の動き・情報の確認、プロット情報の確認・登録、航海の記録・再生、他ユーザー船舶との無線通信、レーダーモードによる操船中の事故衝突判定ができます。 - Q. ユーザーIDを変更したいのですが。 A. ユーザーIDは変更できません。 - Q. パスワードを忘れてしまいました。 A. メールアドレスを登録している場合は、ログイン画面の「パスワードを忘れた方はこちら」から再設定してください。登録していない場合は新規ユーザー登録をお願いします。 - Q. 「プロッター」「プロット」とは何ですか? A. 船舶に関わるお役立ち情報をマップ上に設置したものです。海上の工事区域や事故情報、レジャースポットなどをアプリの利用者全体で共有できます。 - Q. 登録したプロット情報は他のユーザーにも見えますか? A. プロット情報はユーザー全体に共有され、他のユーザーからも見えます。 - Q. 船舶を登録できません。 A. アプリから登録できる船舶は小型船舶のみです。 - Q. 地図情報の出典はどこですか? A. 海上保安庁の「海の安全情報」を加工して作成しています。 - Q. 航海記録は他のユーザーからも見えますか? A. 見えません。 - Q. 「通報」は何に使うものですか? A. 船舶やプロットの登録情報に誤りや問題がある場合など、アプリ運営者に通知・報告したいときに使う機能です。通報の内容をもとに運営が対応します。 --- ## 導入事例 導入事例と開発ストーリーの一覧: https://aisea.net/casestudy/ - Aisea PRO導入により動静連絡をデジタル化(丸三海運株式会社) https://aisea.net/casestudy/01/ - 海事産業の未来を考える2社のコラボレーション(東京海上日動火災保険株式会社) https://aisea.net/casestudy/02/ - Aisea +DACで視認性の高い衝突危険予測を実現 https://aisea.net/casestudy/03/ - 小型船舶の安全を担保する優れたツール(株式会社ラグナマリーナ) https://aisea.net/casestudy/04/ - 作業現場の可視化を通じた安全対策の高度化と現場業務の効率化(株式会社若港) https://aisea.net/casestudy/05/ - 気象情報と航路最適化が生む、新たな海運の可能性(日本気象協会) https://aisea.net/casestudy/06/ - オープンAPIが拓く海運業界のデジタル変革(TIS株式会社) https://aisea.net/casestudy/07/ - 柔軟性と専門性の共創ソリューション(東京計器株式会社) https://aisea.net/casestudy/08/ - Aisea開発ストーリー Part.1〜7 https://aisea.net/casestudy/09/ 〜 https://aisea.net/casestudy/15/ ## 規約 - Aisea サービス利用規約: https://aisea.net/terms/ - Aisea サービスプライバシーポリシー: https://aisea.net/privacy_policy/ - Aisea PRO サービス契約約款: https://aisea.net/aisea-pro-terms/ - 個人情報保護方針(アイディア株式会社): https://aidea.biz/privacy-policy/